毎日使うものだから「本物」の製品を…

化粧品開発部・品質管理部
責任者

開発する時に、私達がいつも念頭に置くのは、「本物を作る」という事です。「本物を作る」とは、ただ、上質という意味では無く、本当にお客様に喜んでいただけるような製品を作るという意味です。
私どもは、製品を作成する際、熱による成分の破損を無くす、こだわりの製法で製造をしております。そのままの特徴を活かす為に、あえて熱を掛けないため、他社とは違う処方設計をしております。
そこで、研究開発部では、製品を作成する際、様々な観点から検討し、リーズナブルで、しかも、お客様の期待にしっかりと応えられるような効能を持つ本物の製品となるよう、工夫をして処方を作成しております。

ツーウェイの考え方から生まれた 新製法

研究室を立ち上げたのは、2016年の春です。
もちろん最初から上手くいった訳ではありません。 しかし、弊社の理念は、ツーウェイという考え方です。「問題があってもくじけずに、別の観点から捉えて前に進む。」と言う意味です。
熱を掛けないという事で、問題も多くありましたが、日々研究し、試行錯誤を重ねた結果、開発されたのが、現在ある製品です。
このコールド製法は、使用する原料の特徴を十分に引き出し、また、熱による破損でできた、不純物も少ない為、私どもは、成分の1つ1つにも自信を持って、製品をお届けする事ができ、また、お肌に優しい化粧品・香水を提供する事ができます。

研究に終わりはありません

具体的な、研究内容は様々ですが、肌に負担が掛からずに、もっと、効果的な方法があるのではないかなどを突き詰めていく事もしますし、原因究明を一から行うこともあります。
また、私たちの研究室では、古くからある成分を研究し、より、良い効果を引き出す事はもとより、新しい成分との融合により、相乗効果を引き出す研究を続けています。
長く使われている成分は、副作用も少なく、安全性が実証されている物も少なくないからです。

これらの研究により最近、製品化されましたのが、お悩みシリーズです。特に、アスコルビン酸Naとケイ素は、イオン化傾向がある為、混ぜるのに苦労しましたが、おかげさまでなんとか製品化に至りまして、嬉しく思っています。

今後は医薬部外品にも力を入れていきます

今後も、化粧品・香水の処方開発・製造技術の向上をはじめ、香りや有効成分の配合、テクスチャーなど細部にわたって調整し、消費者の方に心地よく、また、安心してお使い頂ける商品をリーズナブルな価格で提供できるように、これからも精進して取り組んで参りたいと思います。私達は、独自の技術を磨き、時代に沿った、消費者の方に、より一層、喜んでいただける化粧品・香水を生み出すことをモットーに、化粧品・香水の研究・開発を行って参りたいと考えております。
また、今後は、医薬部外品等にも力を入れ、新しい商品を作成して参りたいと思います。